【Python】モジュールの作成方法、インポート、リロードについて解説

Pythonモジュールについて詳しく説明し、モジュールの作成やインポート、リロード方法などを解説します。

.pyファイルとモジュール

Pythonでは、.pyという拡張子のファイルがモジュールとして機能します。

モジュールはPythonコードを整理するための単位であり、他のPythonコードからそのモジュールをインポートして再利用できます。

モジュールは、関数や変数、クラスなどを定義したPythonファイルです。

例えば、以下のようなexample_module.pyというファイルを作ることで、モジュールを作成することができます。

def greet(name):
    return f"Hello, {name}!"

pi = 3.14159

上記の example_module.py は、関数 greet と変数 pi を定義しています。

モジュールのインポート

Pythonのimport文を使ってモジュールをインポートできます。

例えば、example_module.py をインポートして使用する例を見てみましょう

import example_module

print(example_module.greet("Alice"))

print(example_module.pi)

Hello, Alice!
3.14159
と出力されます。

また、特定の関数や変数だけをインポートするには、以下のように from を使います。

from example_module import greet

print(greet("Bob"))

Hello, Bob! と出力されます。

モジュールのリロード

モジュールをインポートした後、そのモジュールの内容を変更した場合、その変更を反映させるためにリロードする必要があります。

通常、Pythonのインタプリタは一度インポートしたモジュールを再度インポートしません。

そこで、importlib.reload()を使用して手動でリロードします。

まず、次のようにimportlibをインポートします。

import importlib

import example_module

次のようにモジュールをリロードします。

importlib.reload(example_module)